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Panasonic LUMIX DMC-L10の特長を生かして撮る
(画像の無断転載などはご遠慮下さい。ただし、モデルさんご自身はその限りではありません。)

 2007年秋に発売されたPanasonic LUMIX DMC-L10(以下L-10)は、自由に動く背面液晶(バリアングル液晶)を活用したライブビュー撮影を行うことにより、自由度の高い構図決定を可能とします。私は、遊び半分でこの機種を購入しましたが、写真に対する考え方を大きく変えてくれました。ここでは、バリアングル液晶を活用した作例を公開し、L-10の魅力について述べたいと思います。

【ポートレート撮影編】



マナミさん


華さん


愛さん


わかばさん
 ファインダーを覗きながら撮影する通常の撮影において、ローアングルで撮ろうとすると、地面に寝転がるなどしなければなりませんが、雨上がりの時など、常に寝転がることが出来るとは限りません。バリアングル液晶を使えば、地面にカメラをおいて(またはカメラを手に持って地面ぎりぎりから)楽に撮影することが出来ます。普段、このようなアングルでものや人を見ることは、まずないため、見る側に「はっ」とした印象を与えます。L10はライブビュー撮影を行う際、対応レンズを使用すれば、顔認識コントラストAFが可能になります。つまり、構図を整えて、シャッターボタンを半押しすれば、カメラが自動的に顔を探し、ピントを合わせてくれます。「1」はツァイス85mmF1.4レンズの開放付近で撮っていますが、このカットは、カメラを地面に置き、液晶を見ながら、顔の部分を拡大させてピントを合わせています。
 ただ、注意することは、極端なローアングルであることから、モデルさんとの信頼関係の上に立って撮るべきであると言うことです。初めて撮らせていただくモデルさんの場合は、撮影意図をしっかり伝え、理解を得る必要があると考えます。
 また、作品群の中にこのようなアングルの作品ばかりだと、かえって見る側に違和感を与えてしまいます。フィッシュアイやレフレックス、ソフトと同じように、作品群のアクセントと考えるとよいと思います。


ひとみさん
 これも、バリアングル液晶を活用した作例です。上の1〜4のようなローアングルではなく、普通の撮り方のように見えます。このカットは35mm換算約150mmで撮っていますが、周囲が暗く、シャッター速度は1/13です。このときはカメラマンの数が多く、レンズ交換をする時間ももったいなかったので、休憩所のテーブルの上にカメラを置き、液晶を見ながら構図を決定し、カメラを上から手で押さえつけ安定させてからシャッターを切りました。おそらく、通常のファインダー撮影では、手ぶれを起こしていたと思います。それにしても、1/13のシャッター速度でもしっかりとした表情を見せてくれるひとみさんの技量には脱帽です・・・。
 また、ウェストレベル撮影においても、バリアングル液晶を用いたライブビュー撮影を行えば、腰が曲がらずにすみ、腰痛持ちの私にとって、ありがたいと感じています。

【鉄道写真編】





10
 L-10に限らず、ライブビュー撮影は、レリーズタイムラグが大きくなりますので、基本的に動体撮影には向きません。したがって、L10のバリアングル液晶を使って鉄道撮影を行う際は、基本的に止まっている車輌を撮るときのみとなります。
 6,7は豊後森で行われたイベント時に撮影したものです。カメラを枕木の上に置き、ライブビューで撮影しています。6は列車が「仁王立ち」しているかのような印象を与えます。
 8〜10は駅のホームで撮影したものです。一見、線路に降りて撮ったかのように見えますが、決してそんなことはしていません。これはカメラを持ってホームから手を伸ばし、液晶を自分の方に向けて、構図を決めながら撮ったものです。この撮影方法も通常の撮影とは違った作品が撮れるのではないかと思います。
 ただ、駅のホームでこのような撮り方をする場合、鉄道職員の方々に配慮し、列車の発車2分前には撮影を切り上げるのがベストであると考えます。
11
 11は高森駅前に保存されているC-12を撮ったカットです。展示車輌でも撮り方を工夫することによって、「通常の記録」とはひと味違ったカットを撮ることが出来ます。

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